ハイボールをガッツリ飲む冬の夜

「トニックウォーター」のことを特別に感じている人って、いっぱいいるのかな。過去の体験や先入観とかが、「麻婆豆腐」と結びついてしまうことって、往々にしてあるんじゃないかな。

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月が見える土曜の昼に窓から

友達の家のベランダにて育てられているトマトは、かわいそうなトマトなのかもしれない。
枯れる直前まで水を与えなかったり、好奇心でお茶をプレゼントしたり、だし汁をあげたり。
酔った私と彼女に、ほろよいシリーズの酎ハイを飲まされた時もあり。
ミニトマトの親である友達は、今度絶対トマトジュースをあげてみたいらしい。
もはやミニトマトの意思は全くシカト。

寒い金曜の晩に散歩を
作家、太宰治の斜陽、大ファンの私は、三津浜の安田屋旅館に行った。
連れとして文学が割と好きな両親。
ここ安田屋旅館は、太宰がこの小説の章の一部を集中して書くために泊まった港町にある旅館。
一歩進むと、ミシミシと、音が聞こえる。
見せてもらったのは、彼が宿泊した2階にある小さな部屋。
雪をかぶった富士山が少しだけ、顔を出していた。
窓から見える海にはいけすがあった。
三津浜は足を運んだ甲斐がありまくり。

勢いで体操するあの人とファミレス

今日の夜は一家そろって外で食べる事になっているので、少年はとても楽しみにしていた。
何を注文しよう、と夜が待ち遠しくて、いろいろと考えていた。
ハンバーグやオムライス、エビフライにポテトフライ、などなど、メニュー表には何があるのかと想像していた。
場所はこの前できたばっかりのレストラン。
お父さんが運転している車はもう目的地に到着する。
お母さんは助手席からお父さんに話しかけている。
お姉さんは少年の横で、手鏡でニキビをチェックしている。
少年は車から飛び降りると、期待に胸を膨らませて、入り口の扉を開けて皆が来るのを待った。

曇っている火曜の夕暮れは焼酎を
よく遊ぶチカコは賢い。
頭が良いなーと思わされる。
絶対人を悪く言ったりはしない。
あれ?と思っても、少しでも相手の考えも尊重する。
なので、考えが広がるし、我慢強くなるのだ。
意見を押しとおすよりも、この方がちかこにとって気分がいいのかもしれない。
自分が傷つかなくてすむ方法、起こったことを次回の糧にする方法をよーく理解している。

目を閉じて自転車をこぐ兄さんと枯れた森

遠くの生まれた家で暮らす私の母も孫娘として、とっても色々手作りのものを作ってくれて届けてくれている。
キティーちゃんがものすごく好みだと話したら、言った布で、作成してくれたが、裁縫するための布の価格がとても高額でたまげていた。
仕立てるために必要な布は横、縦、上下の向きがあり面倒だそうだ。
だけれど、豊富に、ミシンで縫って作ってくれて、届けてくれた。
孫娘はものすごく愛らしいのだろう。

雲が多い土曜の午前は想い出に浸る
一般事務で就いていた時の先輩は、社長令嬢で、まさにセレブだった。
小柄で可愛らしくてハイテンションで、動物好きの先輩。
愛護サークルなど設立して、そこそこ活動をしているようだった。
毛皮反対、ベジタリアン、動物実験反対。
一回、部屋にお邪魔したことがあった。
高級住宅地にある高層マンションで、国会議事堂が見下ろせる場所。
先輩は、毛並みがきれいなシャムと同居していた。

ノリノリでお喋りする父さんと夕焼け

普通、家で個人的に行えるような業務をして、たまに声があると派遣先に仕事に参加する。
たった、たまにが、本気で怠く感じて仕方ない。
この際引き受けるの辞めてしまおうなど。
一日が始まれば張り切るけど、多くの人にはさまれて、チームで仕事を行うのは気疲れする。
なんて、友達に持ちかけると、気持ちは理解できるよ、などクスクス笑っていた。

笑顔で話すあの子と濡れたTシャツ
「夕飯はカレーよ。」
少年はお母さんのその言葉を聞いて、思わず顔をほころばせた。
少年は学校から帰宅して、居間でダラダラとテレビを見ていた。
今日は西日が強い。
窓辺では風鈴がときおりチリリンと音を立てていた。
テレビのアニメチャンネルでは、昔のなつかしアニメを放映していた。
今日は「一休さん」だった。
こんなにも聡明な男の子がいたら、学校のテストなんて満点だろうな、と少年は感じていた。
しかし、台所からカレーのいい香りが居間まで漂ってきた時、少年はアニメのことは考えてはいなかった。

勢いで口笛を吹く友達とアスファルトの匂い

小説家の江國香織の作品に表れる女性は、どことなくアンニュイだ。
話に出せば、落下する夕方の華子。
他にも、きらきらひかるの笑子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持ち合わせている部分を、大げさにして表した形なのだろうか。
徹底してクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
もしかすると迎えに来るかもしれないあのひとのために、逗子や草加に引っ越す。
「あのひと」を忘れないで、再び会えると確信して。
とうとう「ママは現実を生きていない」と、娘の草子に言われるが、葉子にはそこまで響かない。
この部分が、この文庫本の最高にクレイジーな見せ場だ。
個人的には、ウエハースの椅子にはあまり座れないけれど神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど綺麗でせつない女性たちが大大大好きだ。

喜んでお喋りするあなたと夕立
タイムイズマネーは、凄い格言で、ダラダラしていると、本当にあっと言う間に自由な時間が無くなる。
今よりも早く業務も報告書も終われば、その他の事に時を回すことが出来るのに。
マッサージにいったり、散歩したり、料理をしたり、雑誌を読んでみたり。
そう思ったので、ここ最近、さらりとこなそうと努力しているが、どれくらい出来るのか。

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